コエンザイムQ10って何?

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コエンザイムQ10が不足すると

コエンザイムQ10は、加齢やストレスなどが原因で体内での生産機能が低下していきます。
コエンザイムQ10は、生命維持のために必ず必要な物質というわけではなく、体からすべてのコエンザイムQ10が無くなっても死んでしまうようなことはありません。
しかし、健康的で元気に満ちた生活のためには、コエンザイムQ10は非常に重要な存在なのです。
コエンザイムQ10が不足することで、健康的な生活が送りづらくなり、毎日の「生活の質」が低下してしまいます。

コエンザイムQ10は、主に「エネルギー生産効率の向上」、「抗酸化作用」の二つの能力があります。
エネルギーは私たちの体の生命維持に大きく関わっていて、常に体内でエネルギーが生産されています。
コエンザイムQ10はエネルギーの生産効率を上げることで、体がより多くのエネルギーを作り出せるようにしてくれているのです。
体からコエンザイムQ10が全く無くなってしまうと、エネルギーの生産量が約70%も低下します。
エネルギーの量が低下することで、免疫力の低下や疲労感・倦怠感など、健康上に様々な影響が出てしまうのです。

抗酸化作用は、活性酸素が細胞を酸化するのを防ぐ能力のことをいいます。
コエンザイムQ10は単独で抗酸化物質として活動するだけでなく、他の抗酸化物質の機能を高める役割を持つ物質です。
そのため、コエンザイムQ10が不足すると細胞の老化が進行しやすくなり、肌荒れ、動脈硬化などの生活習慣病を発症する危険性が高まります。

このように、コエンザイムQ10が不足することでエネルギー不足や細胞の老化を招きやすい体になってしまうのです。
年を重ねるごとに、体内のコエンザイムQ10の量は減っていってしまいます。
いつまでも若々しく元気に過ごすためにも、コエンザイムQ10を積極的に摂取していきましょう。

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